本文へスキップ

心理カウンセラー・心理学の資格一覧とおすすめスクール。

認知的ケチ

表参道のパンケーキ屋さんはいつも行列が出来ているけど、一度は行ってみたいorもう既に並んで行ったと言う方は多いのではないでしょうか?

話題のお店って一度は行ってみたいですよね♪

でも話題のお店って常にいっぱいあるので、口コミとか、雑誌とかの評価を頼りに選んだりします。

評価も良くて、多くの人がお店に行っているから「きっと素敵なお店なんだろうなーっ」て、行ってみる。

それって実は心理学的に「認知的ケチ」って言うの知ってました?

「ケチ」と言うとイメージが悪いのですが、実はこれ人間として当たり前のことなんです。

私たちは毎日たくさんの情報の中で生きています。ちょっと興味があることから無関心な情報まで本当にいっぱいありますよね。

でもその情報は全部確認できないし、自分一人で判断すのは難しいことです。

美味しいパンケーキ屋さんも、全店試食することはできませんし、よさそうな美容ケア商品が発売されたとしても、そのケア商品に関する知識がなければ選ぶのも大変ですよね。

そこで「多くの人の意見」が必要になるので、口コミやtwitter、insta等を利用するのです。

このように人の意見や体験を利用し、同じ行動をとることを「同調」と呼びます。

私たちにとってかなり身近で、自分個人の意見よりもまわりの雰囲気や意見を尊重して行動をとることを言います。

十分知識を持っていないことについては、極力少ない労力で判断しようとします。

これを「認知的ケチ」とも倹約家とも言いますが、そもそもこれは節約をすると言う心理傾向の事なので、流行りものを追いかける事自体は理にかなっていると言えるでしょう。

自分の意見だけで行動をしない事は心理傾向的に普通のことであり、見方を変えれば節約家、倹約家とも言えます。

「失敗したくない」「一番いいものを選びたい」「周りに合わせてムダをなくしたい」

これらは一見「ケチ」とも捉えられがちですが、心理傾向としては普通のことなのです。

自分って実はケチなのかなー?…と不安になる面もあるかもしれません。

でもその普段の行動の中には「倹約する」と言う心理傾向があることをお忘れなく!

これからも積極的に情報収集をして行って下さいね。


評判の良い心理カウンセラー講座はココ!